話題の韓国ドラマ『親愛なるX(Dear X)』では、ソウルを中心にさまざまな実在のロケーションが登場し、物語にリアルな質感を与えています。
この記事では、劇中で印象的なシーンが撮影されたロケ地を厳選して紹介し、撮影場所の背景やアクセス情報まで詳しく調査しました。
ドラマの世界観をさらに楽しむために、ロケ地巡りや“あのシーンはどこで撮られた?”という疑問のヒントとしても役立つ完全ガイドです。
- 『親愛なるX』の主なロケ地とその実在場所
- 撮影に使われたカフェやマンションの詳細
- ロケ地巡りの注意点とアクセス方法
ソウル・麻浦区/世界杯路(월드컵로)周辺の街角シーン
『親愛なるX』の冒頭や中盤で何度も登場する、主人公ペク・アジンが一人で歩く印象的な通り。
そのロケ地は、ソウル市麻浦区にある「世界杯路(ワールドカップロ)」周辺で撮影されています。
このエリアは、都市的なビル街と静かな路地が交差する独特の雰囲気を持ち、主人公の心情の揺れや孤独感を視覚的に表現するのに適した背景となっています。
主人公アジンが歩いた都会の通り
特に第1話と第6話で登場するアジンが一人で歩くシーンは、麻浦区の「弘益大学駅」から徒歩圏内の裏通りで撮影されました。
背景には現代的なカフェや個性的なショップが立ち並び、芸能人の私生活と表の華やかさのギャップが自然に伝わってくるロケーションです。
通りを横切るたびに変わる光と影のコントラストが、アジンの内面の複雑さを象徴的に映し出しています。
トレンディカフェでの密会シーンの撮影場所
第3話では、アジンと謎の青年が密かに会話を交わすカフェシーンが登場します。
このロケ地は、麻浦区にある有名な路地裏カフェ「Cafe Layered(レイヤード)」で撮影されたと見られています。
ヴィンテージ風の内装と温かみのある照明が、ただのカフェシーン以上の緊張感や心の距離を生み出していました。
江南区の高級マンション群:華やかさと孤独の象徴
『親愛なるX』で頻繁に登場する主人公アジンの自宅。
そのロケ地となっているのは、ソウル市江南区に位置する実在の高級マンション群です。
華やかで完璧に見える生活の裏にある孤独や葛藤を、建物の美しさと静けさで象徴的に描いています。
アジンの自宅として使われたロケーション
外観は「THE H CLASS 青潭(ザ・エイチ・クラス チョンダム)」と推測されており、現実のセレブ層が住むエリアとしても知られています。
大理石のロビーやプライベート感あふれるエントランスは、ペク・アジンという“完璧な表の顔”を持つキャラクターにふさわしい空間設定です。
その一方で、生活感の薄さが彼女の空虚さや人間関係の希薄さをも強調しています。
バルコニーから見えるハンガンビューの演出効果
劇中で何度か登場するバルコニー越しの夜景は、実際の漢江(ハンガン)ビューを利用した撮影と考えられます。
特に第4話のシーンでは、夜景を見下ろすアジンの姿とともに、静かな絶望感や心の距離感が演出されていました。
美しいだけではないロケーションの活用が、本作の奥行きある演出に大きく貢献しています。
京畿道 高陽市/イルサン地域の企業ビル&交差点
『親愛なるX』では、アジンが所属する芸能事務所のシーンや追跡シーンなど、都会的で緊張感のあるシーンがいくつか登場します。
これらの多くは、京畿道(キョンギド)高陽市イルサン地域で撮影されたと見られています。
ソウル中心部からアクセスも良く、ドラマや映画のロケ地としても人気のあるエリアです。
芸能事務所として登場したオフィスビル外観
アジンが出入りする芸能事務所のビル外観は、「MBC ドリームセンター」周辺の企業ビルが使われた可能性が高いです。
このエリアは、近代的なオフィス群と広々とした歩道が特徴で、ドラマの“表と裏”の顔を演出するのに適したロケーションです。
事務所の内部シーンはスタジオで撮影されていると見られますが、外観との統一感が高く、リアリティのある映像に仕上がっています。
追跡・逃走シーンに使われた交差点の風景
中盤の緊張感ある追跡シーンでは、広い道路と見通しの良い交差点が登場します。
これは、高陽市の一部にある「湖水公園駅」周辺の交差点で撮影された可能性があり、歩道橋や高層ビル群を活用したカメラワークが視聴者に迫力を与えています。
スピード感と緊迫感を高めるためのロケーション選びが、演出面でも際立っていました。
城南市 分当メモリアルパーク:回想シーンの静寂なる公園
『親愛なるX』では、主人公アジンの幼少期や過去の記憶が描かれる静謐な公園のシーンが登場します。
そのロケ地のひとつが、京畿道 城南市の「分当(ブンダン)メモリアルパーク」です。
広大な敷地と自然に囲まれた静かな空間が、劇中での“心の記憶”を表現する場として見事に機能しています。
幼少期の出来事が描かれたロケーション
第5話では、アジンの幼少期のある出来事が回想シーンとして挿入されます。
その中で彼女が家族と訪れた場所として登場したのが、分当メモリアルパーク内の遊歩道や記念碑エリアです。
木々に囲まれた落ち着いた雰囲気の中で撮影されたこのシーンは、アジンの内面に秘めたトラウマや孤独を象徴的に表現していました。
俳優たちによる演技撮影時の雰囲気と撮影エピソード
このロケ地は、韓国でも“癒しの森”として知られる場所であり、多くのドラマや映画の静かなシーンで利用されている名所です。
出演者たちもこの場所での撮影について「気持ちを整えて演技に集中できた」と語っており、感情表現がより繊細に表現された印象的なシーンとなっています。
ロケーションの持つ“静けさ”が、映像に深い余韻をもたらしています。
スタジオ撮影とその裏側:室内セットのロケ地も紹介
『親愛なるX』ではロケ地だけでなく、リアルな質感のある室内シーンも多く登場します。
アジンの部屋や芸能事務所の内部、病院など、スタジオで作り込まれたセットが多用され、ドラマ全体のトーンを支えています。
ここでは、主要なスタジオ撮影の背景と見どころを紹介します。
病院シーンなどのインドア撮影スタジオ
第4話や第9話に登場する病院や診察室のシーンは、京畿道にある「スタジオクク」系列の撮影セットが使われた可能性が高いです。
スタジオ内は照明や壁材、家具に至るまで細部にこだわって作られており、実際の施設に限りなく近いリアリティを実現しています。
俳優の表情や動きを活かすためのライティングも計算されており、映像に自然な深みを与えています。
撮影セットと実景の融合が生み出す没入感
アジンの高級マンション内のシーンなどは、実在ロケ地の外観とスタジオ内装を巧みに組み合わせて撮影されています。
この手法によって、視聴者は物語の中に完全に引き込まれるような感覚を味わうことができます。
制作スタッフの技術力と美術の完成度が、ドラマ全体のクオリティを大きく底上げしているのです。
ロケ地巡りのための見どころ&注意点
『親愛なるX』の世界観により深く触れたいファンにとって、ロケ地巡りは魅力的な楽しみ方のひとつです。
実際にドラマの舞台となった場所を訪れることで、物語をよりリアルに感じられる特別な体験ができます。
ただし、ロケ地巡りをする際にはいくつか注意点もありますので、以下で詳しく紹介します。
実際に訪れる際のアクセス情報と観光ポイント
各ロケ地はソウル市内や近郊に点在しており、地下鉄やバスを使えば比較的簡単にアクセス可能です。
例えば、麻浦区の街角シーンは「弘大入口駅」から徒歩圏内、江南のマンション周辺も地下鉄7号線でアクセスできます。
ついでに近くのカフェや名所を回る“聖地巡礼+観光”スタイルもおすすめです。
撮影マナー・プライバシー保護のための心得
ロケ地には実際に人が住んでいたり、働いていたりする場所もあります。
訪問時は騒がずに静かに行動する・私有地に立ち入らない・撮影禁止エリアでは写真を撮らないなど、基本的なマナーを守りましょう。
ドラマへのリスペクトを持って楽しむことが、ファンとしての素敵な姿勢です。
- ロケ地はソウル・京畿道を中心に構成
- 麻浦区・江南区など実在の街並みが登場
- 分当メモリアルパークでは回想シーンを撮影
- スタジオと実景の融合でリアリティを演出
- ロケ地巡りはマナーを守って楽しもう



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