韓国ドラマ『北極星』第4話 あらすじ＆ネタバレ感想まとめ｜ジュニクの秘密とサンホの正体──真実が動き出す瞬間

Disney+で配信中の韓国ドラマ『北極星』。第4話では、ソ・ムンジュの大統領選活動が本格化する一方、サンホの過去と彼を取り巻く陰謀が徐々に明らかになります。

爆弾テロの衝撃から立ち直ったムンジュが、政治の渦中でどのように信念を貫くのか。そして、彼女を支えるサンホの正体に迫る緊迫の展開が描かれました。

この記事では「北極星 4話 あらすじ ネタバレ 感想 まとめ」として、第4話のストーリー、印象的なシーン、SNSでの感想や今後の展開予想を詳しく紹介します。

『北極星』第4話のあらすじ（ネタバレあり）

第4話では、ソ・ムンジュ（チョン・ジヒョン）の大統領選活動が本格始動します。

爆弾テロの脅威を乗り越えた彼女は、新たな護衛として脱北者ペク・サンホ（カン・ドンウォン）を正式に雇う決断を下します。

しかし、この選択が政界だけでなく国際的な陰謀に波紋を広げていくことになります。

ムンジュを取り巻く新たな脅威と出馬の決意

出馬を表明したムンジュは、国内外から注目を浴びる存在となります。

一方で、大統領ギョンシンが中国に仲裁を求めた裏で、アメリカと北朝鮮の緊張が高まり、戦争の気配が迫る展開に。

姑オクソン（イ・ミスク）は身の危険を理由に屋敷を出ていくムンジュを諭しながらも、「サンホに心を奪われるな」と警告します。

その言葉の裏には、家族と国家の間で揺れる複雑な思惑が見え隠れしていました。

サンホの過去とアメリカの影

ムンジュが身を寄せた隠れ家で、サンホと補佐官たちの間に緊張が走ります。

過剰な警備体制を巡って衝突する二人ですが、やがてムンジュはサンホが過去にアメリカの組織と関わっていたことを知ります。

それでも彼を信じたいという気持ちが芽生え始めるムンジュ。政治と感情の狭間で揺れる姿が描かれました。

しかし再び爆弾テロが発生。混乱の中、サンホはムンジュを守るために地下鉄の線路へ逃げ込み、二人は極限状況の中で少しずつ心を通わせていきます。

その一方で、チャンヒ（チュ・ジョンヒョク）はオクソンの依頼で屋敷に仕掛けられた盗聴器を発見し、それがジュンサン（オ・ジョンセ）の仕業であることを突き止めます。

さらに、ムンジュのもとに届いた不審なメッセージが新たな衝撃をもたらします。

彼女が指定された場所で見たのは、亡き夫ジュニクと別の女性、そしてその子どもの写真でした——。

第4話の注目ポイント

第4話では、政治的な緊張と人間関係の複雑さが一層深まりました。

ムンジュを取り巻く権力構造の歪みや、サンホとの間に生まれる微妙な信頼関係など、これまでの展開を大きく動かす要素が数多く登場しました。

ムンジュを狙う再びの爆弾テロ

第4話の最大の見どころは、再びムンジュを襲う爆弾テロ事件です。

政敵たちが裏で糸を引く中、彼女は逃げるのではなく、「恐れては何も守れない」として現場に立ち続けます。

その勇敢な姿勢は、政治家としての成長を示すと同時に、ムンジュという人物の核心的な強さを際立たせました。

サンホとムンジュの心の距離が近づく瞬間

混乱の中、サンホは再びムンジュを命懸けで守ります。

地下鉄の避難路で二人が肩を寄せ合うシーンでは、緊張と静寂が交錯し、言葉以上の信頼関係が描かれました。

これまで感情を抑えてきたムンジュがサンホに「あなたがいなければ、私はここにいなかった」と告げる場面は、視聴者の心に深く残る感情の転換点となりました。

政治サスペンスの中に人間ドラマが見事に融合した、印象的なシーンといえるでしょう。

印象的なシーンと伏線

第4話は、物語のターニングポイントともいえる回であり、後半に向けた重要な伏線が数多く張り巡らされています。

その中でも特に印象的だったのは、「裏切り」と「信頼」を対比させるように描かれた3つのシーンです。

ジュニクの“もう一つの家庭”の存在

ムンジュのもとに届いた写真に写っていたのは、亡き夫ジュニクと別の女性、そして子ども。

この発見は彼女にとって最大の衝撃であり、政治的信念と個人の感情がせめぎ合う瞬間でした。

夫を「理想の政治家」と信じてきたムンジュにとって、この真実は人生の軸を揺るがす裏切りだったといえます。

オクソンの疑念と監視の始まり

姑オクソンは、ムンジュの動向を密かに監視し始めます。

彼女が盗聴器を仕掛けさせたのは、ムンジュを守るためか、それとも政治的に利用するためか。

この行動が今後、ムンジュとオクソンの関係にどのような影響を及ぼすのかが注目されます。

特に、「家族＝味方」とは限らない構図が鮮明になった点は、第4話の大きなテーマのひとつです。

ムンジュとサンホの関係を変える夜の対話

混乱の夜、避難先でムンジュとサンホが初めて心を通わせるシーンがあります。

ムンジュが涙ながらに「信じていいのか」と問うと、サンホは静かに「あなたを裏切ることだけはしない」と答えます。

この短い会話の中に、二人の関係性の変化と、今後の展開を左右する伏線が凝縮されていました。

政治的緊張の中に人間味と感情の温度を感じさせる、印象的な名場面です。

第4話を見た感想とSNS・Filmarksでの反応

『北極星』第4話は、政治サスペンスとしての緊迫感と、登場人物たちの感情の揺れが絶妙に交錯する回でした。

視聴者の間では、「これまでで最もスリリングな回」との声が多く、FilmarksやSNSで高い評価を獲得しています。

「スリリングすぎる展開」とSNSで話題

TwitterやXでは「息をするのを忘れるほど緊張した」「1秒たりとも目が離せなかった」といった声が相次ぎました。

特に、地下鉄での爆弾テロのシーンやムンジュとサンホの避難場面に対して、「映画のような臨場感」「演出が完璧」といった感想が目立ちました。

また、ムンジュが夫の裏切りを知るシーンでは、「チョン・ジヒョンの演技が鳥肌もの」「涙をこらえる姿がリアルすぎる」と絶賛が寄せられました。

チョン・ジヒョンとカン・ドンウォンの演技に絶賛多数

Filmarksのレビューでは、第4話の平均評価が引き続き★4.1以上をキープ。

「二人の静かな会話がドラマ全体の重みを支えている」「緊張と感情の緩急が素晴らしい」とのコメントが多数投稿されています。

特にサンホがムンジュに向けたまなざしに「守ること以上の想いを感じる」「台詞が少なくても伝わる演技」といった称賛の声が多く見られました。

この回で二人の関係性が大きく進展したことは、今後の物語への期待を一層高めています。

今後の展開予想：第4話から見える物語の方向性

第4話では、政治・家族・国家の3つの軸が交錯し、物語が新たな局面へと進みました。

特にサンホの正体とジュニクの裏の顔が描かれたことで、物語全体の構造が大きく転換していく兆しが見えています。

ジュニクの裏の顔と“ステラ・ヤング”の謎

第4話の終盤で登場した「ステラ・ヤング」という名は、ジュニクの過去に深く関係している人物であることが示唆されました。

彼女はアメリカ情報機関の内部協力者であり、ジュニクが極秘裏に接触していた可能性が高いと見られています。

ムンジュがその名を知ったことで、夫の死が単なる暗殺ではなく、国際的陰謀の一端であったことが確実となりました。

今後の物語では、この「ステラ・ヤング」との関係が真相解明のカギを握ると考えられます。

戦争勃発のカウントダウンとムンジュの運命

アメリカと北朝鮮の緊張が高まり、韓国国内では非常事態宣言が発令される寸前まで情勢が悪化しています。

ムンジュはその渦中で出馬を続ける決意を固めますが、その背後では複数の勢力が彼女を利用しようと動き始めています。

サンホはムンジュを守るために行動を続ける一方で、自身の過去と任務の板挟みになり、「裏切り者になるか、守護者であり続けるか」という究極の選択に直面すると予想されます。

この緊迫した構図が、今後の『北極星』を一層深く、重厚なサスペンスへと導くでしょう。

まとめ：「北極星」第4話が描く裏切りと真実の境界線

『北極星』第4話は、政治サスペンスとしての緊張感を保ちながら、人間ドラマとしての深みを大きく増した回となりました。

ムンジュは夫の裏切りという個人的な苦悩を抱えながらも、大統領候補として国家の未来と向き合います。

サンホはそんな彼女を命懸けで守り続け、二人の関係が信頼から絆へと変わり始めました。

一方で、アメリカと北朝鮮の思惑、そしてオクソンの影が複雑に絡み合い、「誰を信じるべきか分からない世界」が浮き彫りになります。

ジュニクの“もう一つの家庭”の存在、謎の人物ステラ・ヤングなど、多くの伏線が次第に一つの線で結びつき始めました。

総じて第4話は、信頼と裏切り、真実と偽りの境界を描く重要な転換点であり、今後の展開を占ううえで見逃せないエピソードといえるでしょう。

第5話では、ムンジュがさらなる政治的試練に直面し、サンホの過去がついに明らかになることが予想されます。