2025年秋、Netflixが贈る日韓共同制作のロマンティックコメディ『匿名の恋人たち』がついに世界独占配信スタート。
主演は小栗旬とハン・ヒョジュ。人に触れられない男と、目を見られない女という、不器用なふたりがチョコレートを通じて惹かれ合う“大人の純愛”を描きます。
この記事では、あらすじやキャスト、相関図、主題歌、ロケ地など、配信前にチェックすべき見どころを徹底解説します。
- Netflixドラマ『匿名の恋人たち』のあらすじと登場人物
- 主題歌やOST、演出・脚本スタッフの詳細情報
- 視聴者の感想やFilmarks・SNSでの評価動向
Netflix『匿名の恋人たち』の配信はいつから?
Netflixオリジナルシリーズ『匿名の恋人たち』は、2025年10月16日(木)より全世界で独占配信がスタートしました。
小栗旬とハン・ヒョジュが共演する本格的な国際ロマンス作品として、配信前から大きな話題を集めていた本作。
Netflix Japanによるプロモーション展開や、SNSでの事前口コミなどが功を奏し、初日から高い視聴回数を記録しています。
配信開始日と話数
『匿名の恋人たち』の配信日は2025年10月16日(木)です。
Netflixによる全10話一挙配信形式のため、視聴者は好きなタイミングで全話を一気に楽しむことができます。
1話あたりの長さは約45〜50分前後で、全体を通して約8時間強のボリューム感。
binge-watching(イッキ見)派にも嬉しい設計で、週末の贅沢な映画鑑賞気分を味わえる構成になっています。
なお、日本語吹替・字幕はもちろん、多言語対応も整備済みで、国際共同制作らしいグローバル仕様が特徴。
視聴にはNetflixの有料プラン加入が必要ですが、広告付きの「スタンダード with ads」(月額¥790〜)でも全話視聴可能です。
『匿名の恋人たち』のあらすじ
『匿名の恋人たち』は、心に傷を抱えた大人の男女が織りなす“恋に不器用な二人”のピュアなラブストーリーです。
主人公の藤原壮亮(小栗旬)は、日本屈指の製菓メーカー「双子製菓」の御曹司。
一見エリートで順風満帆に見える彼ですが、実は極度の潔癖症で、人に触れられることができないという悩みを抱えています。
そんな彼が代表を務める高級チョコレートショップ「ル・ソベール」で密かに働いているのが、天才ショコラティエのイ・ハナ(ハン・ヒョジュ)。
ハナは視線恐怖症という心の障がいを抱え、人の目を見て話すことができません。
彼女はその正体を隠しながら、「匿名ショコラティエ」としてブランドの味を支えてきました。
ある日、偶然出会った二人は、お互いの“触れられない”“目を見られない”という不器用さにどこか共鳴し、少しずつ距離を縮めていきます。
その中で匿名のまま惹かれ合う切なさ、自分の殻を破ろうとする勇気、そして“好き”という気持ちの芽生えが丁寧に描かれていきます。
恋に臆病で、不器用で、でも誰かを想うことで変わろうとする。
そんな「大人の恋のリアル」が、心をじんわり温めてくれるヒューマンドラマです。
豪華キャストと登場人物・相関図
『匿名の恋人たち』の最大の魅力のひとつは、日韓を代表する俳優たちが共演する豪華キャスト陣です。
主演には13年ぶりのラブコメ主演となる小栗旬、ヒロインには韓国の人気女優ハン・ヒョジュ。
さらに、赤西仁や中村ゆり、成田凌、佐藤浩市といった実力派俳優たちが名を連ね、物語に深みと厚みを与えています。
主要キャスト
- 小栗旬:藤原壮亮役 – 潔癖症の御曹司。チョコレートショップ「ル・ソベール」の新代表。
- ハン・ヒョジュ:イ・ハナ役 – 視線恐怖症の天才ショコラティエ。素性を隠して“匿名”で働く。
- 赤西仁:高田寛役 – 壮亮の親友でジャズバーのマスター。物語のキーマンとなる存在。
- 中村ゆり:アイリーン役 – 精神科医。ハナと壮亮双方のカウンセラー的役割を担う。
- 成田凌:壮亮のいとこ兼秘書。冷静沈着なビジネスマン。
- 佐藤浩市:壮亮の父・藤原会長。「双子製菓」グループのトップ。
- 伊藤歩/奥田瑛二:ル・ソベールの職人仲間。ハナの過去を知る人物。
- 梶芽衣子:元ショコラティエ役。ハナの人生に影響を与える存在。
主演から脇役に至るまで“キャラクターの存在感が濃く、粒ぞろいの布陣”となっており、演技力にも高い信頼が寄せられています。
相関図のポイント
Netflix公式およびメディア(ナビコン)にて公開された相関図によると、物語の中心は“3つの軸”から構成されています。
- 主人公2人(壮亮×ハナ)の純愛関係
- 親友・寛とアイリーンが加わる心理的な四角関係
- チョコレートショップ「ル・ソベール」&「双子製菓」を中心とした職場・家族の人間模様
特に注目されているのは、赤西仁演じる寛の存在が、ヒロイン・ハナとの距離をどう揺さぶるのかという点。
また、中村ゆり演じるアイリーンが“プロフェッショナルとしての立場”と“個人的な感情”の間で揺れる様子にも注目が集まっています。
こうした複雑な人間関係が丁寧に描かれ、恋愛ドラマでありながらヒューマン群像劇としての魅力も際立つ構成となっています。
主題歌・OST情報|チェウォンが名曲をカバー
『匿名の恋人たち』は心を動かす“音楽の力”にも注目が集まっています。
主題歌には、韓国発の人気ガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)のリーダー、キム・チェウォンが抜擢。
彼女にとって初のソロOST参加作品としても大きな話題となっています。
主題歌は「告白」日本語カバー
主題歌「告白」は、1999年にパク・ヘギョンが韓国でリリースした名バラードのカバー曲です。
今回のドラマに合わせて、日本語歌詞で再構成され、繊細で儚い雰囲気のバージョンとして生まれ変わりました。
曲は、ヒロイン・ハナの「言葉にできない想い」「片想いの切なさ」を象徴するように劇中に何度も流れ、視聴者の心に静かに染み込んでいきます。
小栗旬はこの楽曲について、
「キム・チェウォンさんの儚い歌声が『告白』に新しい風を吹き込んでいて、とてもドラマにマッチしている」
とコメント。
ハン・ヒョジュも、
「この曲は私が学生時代に大好きだった思い出の曲。台本で見つけたとき本当に嬉しかった」
と語り、思い入れの深さを明かしました。
OST制作陣も豪華
音楽面での見どころはそれだけではありません。
劇伴音楽を担当するのは、韓国の名作映画『オールドボーイ』などでも知られる作曲家・DALPARAN(タルパラン)。
「大人の恋愛ドラマ」にふさわしい、クラシカルかつモダンなサウンドが全編にわたって流れ、作品全体を包み込むような世界観を構築しています。
また、主題歌「告白」のフルバージョンは、ドラマのサウンドトラック配信に先駆けて、2025年9月19日に先行リリースされ、多くのファンがダウンロード・ストリーミングで楽曲を楽しんでいます。
音楽の持つエモーショナルな力が、視聴者の感情と共鳴し、物語に深みと余韻を与えてくれる点も本作の大きな魅力のひとつです。
原作はフランス映画『匿名レンアイ相談所』
Netflixドラマ『匿名の恋人たち』の物語は、2010年に公開されたフランス映画『Les Émotifs anonymes(匿名レンアイ相談所)』を原作としています。
原作映画は、内気であがり症な男女が織りなす、甘くて繊細なロマンスコメディで、2011年の「フランス映画祭」で観客賞を受賞した名作です。
映画では、経営難のチョコレート工場を舞台に、人前で話すのが苦手な男性社長ジャン=レネと、極度の恥ずかしがり屋の天才ショコラティエ・アンジェリークというキャラクター設定で、シャイな二人の恋模様がほっこりと描かれました。
今回のNetflix版はその物語を、日本と韓国を舞台にリメイク。
主人公は日本の製菓メーカーの御曹司・藤原壮亮(小栗旬)、ヒロインは視線恐怖症のショコラティエ・イ・ハナ(ハン・ヒョジュ)に置き換えられ、現代的な“生きづらさ”をテーマに再構成されています。
さらに、フランス映画では描かれなかった三角関係や職場での人間模様も加わり、物語に厚みと奥行きが生まれています。
原作の「かわいらしく温かい世界観」を残しつつ、日韓合作ならではのリアリティと感情の深さが加えられている点が、リメイク版の最大の特徴です。
原作を観たことがある方でも、全く新しい物語として楽しめる作りになっているため、“比較視聴”もおすすめです。
『匿名の恋人たち』の撮影ロケ地
『匿名の恋人たち』では、高級感と温もりを兼ね備えた美しいロケーションが数多く登場し、視聴者の目を楽しませてくれます。
特に、主人公たちが出会い、物語が動き出すチョコレートショップ「ル・ソベール」の内装と外観は“聖地巡礼”の候補地として注目されています。
チョコレートショップ「ル・ソベール」
「ル・ソベール」の外観シーンは、東京都港区・南青山エリアの実在するブティック建築が使用されていると一部報道やSNSで指摘されています。
一方、内装は完全なセット撮影であり、実際にチョコレート職人の監修を受けたリアルな美術設計が施されています。
高級感のあるカウンターや照明、美しく並べられたチョコレートは、見ているだけで“甘い香り”が漂ってきそうな臨場感が特徴です。
撮影中には実際にショコラを仕込んでいたという裏話もあり、味覚・視覚の両方を刺激する演出が可能となったのは、こうしたリアルなセットのおかげです。
その他ロケ地
壮亮が経営する製菓会社「双子製菓」の本社ビル外観には、都内の有名オフィスビルが使用されているとされています(詳細非公開)。
また、赤西仁演じる寛が経営するジャズバーのロケ地は渋谷区代官山近辺で撮影された可能性が高く、大人の恋愛にふさわしい“静と動”のコントラストが映える場所が選ばれています。
そのほか、駅のホームや夜道のシーンは都内近郊や千葉方面での撮影が行われたと、エキストラ出演者のSNS投稿などから推測されます。
都会的な雰囲気と、ちょっとした寂しさや余白を感じさせる風景が調和し、物語の世界観を豊かに支えています。
演出・脚本・制作陣の実力が光る
『匿名の恋人たち』は、キャストの豪華さだけでなく、制作陣の実力派ぶりも非常に評価が高いドラマです。
映画・ドラマ両方で活躍する経験豊富なクリエイターたちが、恋愛ドラマに“深み”と“品格”をもたらしています。
監督・脚本
本作の演出を手がけたのは、映画『君の膵臓をたべたい』『センセイ君主』などで知られる月川翔監督。
繊細な人間ドラマと柔らかな映像美を両立する演出手法は、本作でも存分に発揮されています。
脚本には、NHK朝ドラ『ひよっこ』や映画『世界から猫が消えたなら』などを手がけた岡田惠和が脚本協力として参加。
“不器用で優しい人々”を描くことに長けた岡田氏の作風が、本作の温かさを支えています。
この二人のタッグは、ただのロマンティックコメディにとどまらない、人間味あふれる作品づくりを可能にしており、恋愛×メンタルヘルスという難しいテーマを優しく描き出す鍵となっています。
映画『パラサイト』のスタッフも参加
さらに驚きなのが、アカデミー賞受賞作『パラサイト 半地下の家族』の美術・編集スタッフが本作に参加しているという事実です。
美術監督には『パラサイト』でアカデミー賞美術賞を受賞したイ・ハジュンが参加。
チョコレートショップ「ル・ソベール」や製菓会社の内装、カフェ、バーの細部まで、“空間で語る演出”が圧巻です。
さらに編集には、同じく『パラサイト』の編集を担当したヤン・ジンモ。
視線の流れや間の取り方、感情の揺れを捉える巧みな編集によって、静かなシーンにもドラマが宿る映像作品として完成度を高めています。
このように、日本と韓国のトップクリエイターたちが共同で作り上げた『匿名の恋人たち』は、国際ドラマの新たな可能性を示す“ハイブリッド・ラブストーリー”として、高い評価を得ているのです。
視聴者の感想・SNSの反応
『匿名の恋人たち』は配信直後から多くの視聴者に支持され、SNSやレビューサイトでも高評価が続出しています。
特に「ゆっくり進む大人の恋に癒される」「自分も不器用な恋をしてきたから共感できた」などの声が多く見受けられ、共感型ラブストーリーとして深い支持を得ています。
Filmarksでの評価
映画・ドラマのレビューサイト「Filmarks」では、配信開始から1週間で平均★4.1(5点満点)を獲得(※2025年10月時点)。
レビュー数も配信初期にしては多く、20件以上の感想が投稿されています。
代表的な感想には以下のようなものがありました。
- 「赤西仁の演技が自然で、親友ポジションがとても良かった」
- 「キム・チェウォンの主題歌で泣かされた。曲とシーンが完璧に合ってる」
- 「話数がちょうどよくて、休日に一気見した」
恋愛だけでなく“生きづらさ”や“メンタルヘルス”といったテーマへの誠実な描写も評価されており、幅広い年齢層から支持を受けています。
SNSでは「#とく恋」がトレンドに
ドラマ配信と同時に、SNS上では「#とく恋」「#匿名の恋人たち」がトレンド入り。
X(旧Twitter)では初週の週末にかけて、主題歌シーンの動画や名セリフの引用などが多く投稿されていました。
特に反響が大きかったのは、第6話でハナが壮亮に「手を握って」と伝えるシーン。
視線も触れ合いも恐れていた二人が、やっと心を重ねる瞬間に多くの視聴者が涙したようです。
また、LE SSERAFIMのファン層による「#チェウォンOST最高」などの音楽関連ハッシュタグも広がり、K-POPファン層からの注目も獲得しました。
このように、口コミと共感を通じてじわじわと人気を拡大しているドラマとなっており、SNSでの“広がり方”もこの作品の特徴といえるでしょう。
まとめ|『匿名の恋人たち』は2025年秋の注目作!
Netflixオリジナルドラマ『匿名の恋人たち』は、“不器用な大人たちの恋”を、静かに、でも確かに描いたラブストーリーの秀作です。
小栗旬×ハン・ヒョジュという国境を越えた豪華共演に加え、赤西仁や中村ゆりなど脇を固める実力派俳優陣、そして『君の膵臓をたべたい』の月川翔監督による繊細な演出。
フランス映画を原作にした日韓ハイブリッド作品でありながら、現代の日本人の“共感”をしっかりと捉えた丁寧なストーリーが際立ちます。
また、主題歌「告白」の日本語カバー(キム・チェウォン)や、映画『パラサイト』のスタッフによる圧倒的な映像美も、作品の完成度をさらに押し上げています。
“触れたいのに触れられない”“見つめたいのに見つめられない”──そんな切実な感情を、抑えたトーンで丁寧に紡いだ10話。
恋愛ドラマとしてだけでなく、生きづらさと向き合う人々への優しいメッセージが込められたヒューマンドラマとしても、多くの人の心に残ることでしょう。
2025年秋、最も“心を動かすドラマ”として、『匿名の恋人たち』は間違いなく必見です。
- Netflixで配信中のラブストーリー『匿名の恋人たち』を紹介
- 小栗旬×ハン・ヒョジュが不器用な恋人を熱演
- 主題歌はLE SSERAFIMチェウォンが名曲「告白」をカバー
- 原作はフランス映画『匿名レンアイ相談所』
- 月川翔監督×岡田惠和脚本による丁寧な演出
- パラサイト制作陣参加で映像美も注目
- FilmarksやSNSで高評価レビューが続出
- ロケ地は南青山・代官山などオシャレな街並み
- 全10話の一挙配信で一気見にも最適
- 2025年秋の話題作として要チェックの一本
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